本院人社中心亞太區域研究專題中心近期出版《日本の伝統と現代》一書，本書由黃自進教授（本院近代史研究所研究員，亞太區域研究專題中心合聘研究員）主編，收錄18篇論文，環繞5個主題，涵蓋了日本天皇制的演變、日本的對外認識與海外交流、殖民地臺灣與日本、近代日本的文學與美術、近現代日本政治社會的變遷與發展。       

本書收錄內容為：

第一篇　日本天皇制の変遷       

1.日本古代天皇制の原理—『古事記』の神武・崇神・応神天皇の説話から見る—／鄭家瑜

2.即位儀礼の再編成—孝明・明治・大正三帝の比較—／三谷博

3.民主主義の中の天皇制／吉田博司

第二篇　日本の対外認識と海外交流

4.近世日本文人の異国趣味—蘭学者森島中良を中心に—／劉序楓

5.カルチャーアイデンティティの葛藤と変容—近代日中最初の米国留学生の異境・越境・改宗から—／陳瑋芬

6.上海の衝撃—幕末維新期における漢訳洋書の伝来とその意味—／劉建輝

7.1990年代以後の日本の台湾政策―人事往来を中心に—／浅野和生

第三篇　植民地台湾と日本

8.植民地コラボレーターのライフヒストリー分析—台湾タイヤル族の事例から—／宋秀環

9.大いなる道を念じてこの島にわたり来し日を思ひつつ淋し—下村湖人の憂憤と懺悔—／張季琳

10.台湾の日本語歌碑—百年の光と影—／頼衍宏

第四篇　近代日本の文学と美術

11.日本近現代文学における伝統の問題の所在—小林秀雄と川端康成を例に—／片山倫太郎

12.華厳経と現代美術—相互照射の試み—／稲賀繁美

第五篇　近現代日本政治社会の変貌と発展

13.初期社会主義思想における伝統と近代／梅森直之

14.「近代の超克」思想と「大東亜共栄圏」構想をめぐって—京都学派座談会『世界史的立場と日本』および丸山真男『日本の思想』批判—／鈴木貞美

15.「団塊の世代」の世代像とその記号性─1990年代から2000年代への世代言説の変遷から─／落合由治

16.日本と台湾の大学生の恋愛における葛藤解決方略／青野篤子・周玉慧・森永康子・葛西真記子

17.変動の中の現代日本人の価値観と生活満足度／周玉慧・青野篤子

18.岸信介内閣の外交構想（1957–1960）／黃自進